H30年 10月19日 『はな・hana』 放送内容
<今月のお花>
【キバナコスモス】
キク科
・メキシコ原産。一年草。
・花色は橙色や黄色など。
・草丈は低め、性質は丈夫で育て易く真夏の炎天下でも元気に育ち花を咲かせます。
・日本には大正時代に入り、普及したのは1960年代後半。
・たくさん植えると非常に見応えがあり広い場所での景観づくりにも利用。
・キバナコスモスの花言葉は「野生美」。
*コスモス畑・・・10月下旬までが見頃。
<お花の知識>
【山野草について】
箕面山野草の会『山野草展』から
・山野草とは、「日本の山野に古来から自生している植物」
「平地~高山の野山に自生する観賞価値のある草花」
明確な定義は確立されていません。
全体的に小柄で、花に派手さはなく、素朴なものを山野草と呼ぶ傾向があります。
最近では野生植物以外にも、品種改良されたものが「山野草」として流通することもあります。
ガーデニングに取り入れやすいように改良された古典園芸植物も含まれる場合があります。
・地味ながらも素朴で自然の風情があり「わび・さび」を重んじる日本人向き。
お茶会の席の花として、季節感を味わうことができる。
・日本の山野草の歴史をさかのぼると、戦前ごく一部の上流階級の趣味として楽しまれ、
中国の古い鉢に植えて優雅に展示会などが催された。
現在では(昭和40年頃から)園芸店で苗を購入することができるが、以前は市販されることはなく、
山で採取・増殖・交換をし 山草の会に加盟することが入手の手段だった。