はな・hana ~ お花の時間 -FlowerTime-

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2019-05-22

はな・hana~お花の時間「苔の話」

 

   

R1年 5月17日 『はな・hana』 放送内容

 

<今月の花>

【苔の話】 

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・日本にはおよそ1800種類の苔が自生していると言われ、園芸用で利用されるのは30種程度。

・種で増えるのではなく、胞子体を使って菌類のように増えたり、体の一部を分化させて繁殖したり、

生き抜くための知恵をたくさん持つ賢い植物です。

・生育環境が少し変わるだけで同じ種の苔でも柔軟にその姿を変えて適応し、

枯れたように茶色くなっても、環境さえ整えば苔は繁殖を続けます。

・コケ植物は根を持たず、葉や茎から直接水や養分を吸収するため、土がなくても岩やコンクリートの上でも生育ができるからです。

・身近に見かける苔

「ギンゴケ」・・・日本で最もポキュラーな苔。アスファルトの隙間やコンクリートの壁と道路の間。

歩道と道路の段差などにこんもりとコロニーをつくっているのを何気なく目にしているのでは。

「スナゴケ」・・・日当たりの良い石垣や土・石・コンクリートの上などどこでも見ることができます。

紫外線にも雪にも、寒風にも強い苔、日本全国どこででもみることができます。

・コケ玉・・・観葉植物などの根をコケ植物をボール状にして包みます。

コケ植物の保水力を利用して独特の緑を楽しみます。

 

*水はコケ植物にとって大切だとはいっても、ある程度は水はけをよくすることも大切。

(水やりをした後にシートを被せたり、落ち葉をそのままにしておくと蒸されて死んでしまう)

早く成長させようと肥料を与えることもよくありません。

(養分の吸収は根からではなく葉や茎から直接行われ、葉には調整能力がないため、必要以上の養分を吸収し枯れてしまう)

 

<京都の寺に多いコケの庭>

・京都にある有名なコケ庭の多くはスギゴケやその仲間であるウマスギゴケがよく使われています。

「スギゴケ」・・・葉の形がスギに似ているところから付けられた。

京都の寺にスギゴケが多いのは、竹箒などで落ち葉を掃くとき、簡単にはがれないことや見た目の美しさ。

京都の豊富な地下水と土の質が生息に適合しているからだと言えます。

・梅雨時になると「苔の美しい季節!」といいますが。春と秋に新芽が出てとてもきれい!

春と秋の2回の成長期。春に成長し、夏の暑さが和らぐ初秋から秋にかけてもう一度成長。

・京都・西芳寺(苔寺)の境内には92種ものコケ植物が植えられているといわれています。

 

【三千院の苔】

苔が美しい2つの古い庭。

「聚(しゅう)碧(へき)園(えん)」

・・・豊臣秀吉が建てたとされる風格のある客(きゃく)殿(でん)(客を迎える建物)から見える庭園。

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「有(ゆう)清(せい)園(えん)」

・・・わらべ地蔵 往生極楽院南側、弁天池脇にたたずむ小さなお地蔵さまたち。

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四季折々の花々

シャクナゲ、シャクヤク、シャガ、アジサイ


2019-05-3

はな・hana~お花の時間「ナガミヒナゲシ」「葛城山のツツジ」

 

   

R1年 5月3日 『はな・hana』 放送内容

 

<今月の花>

【ナガミヒナゲシ】 ケシ科

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<どのような花か>

・花期は5月~6月。花色は朱色からオレンジ。

・空き地や道端など、日当たりが良ければコンクリートの隙間からも芽を出し花を咲かせます。

・世界の広い地域に分布し、日本で確認されたのは1960年で、現在日本全国で繁殖が確認。

・花後に出来る果実(子房)は長さ2㎝程度でヒナゲシと比べると細長く、

ナガミ(長実)ヒナゲシの名前の由来になっています。

・種子が多く、一つのさやに1600粒、一株から8万粒~20万粒くらい生産されます。

・種は土壌が生育に適さない場合は長期間休眠することができ、適した環境になると発芽。

・基本的にケシの仲間は有毒植物です。食べたりしないように!

 

<嫌われている原因>

・「特定外来生物」には指定されてないが、それに匹敵する影響を懸念する声もあります。

(周辺の植物を枯らすと思われていますが、それほど強い現象ではなく

生育を少し阻害する程度と考えられる、説もあります)

・強い生命力、爆発的な繁殖力があり注意が必要です。

意図しない場所に生え拡がり、雑草と考えるなら駆除するのがよいかも。

 

<駆除の方法>

・駆除には花を咲かせない、結実させないことが大切です。(でも見分けがつかない)

・花が咲き、実が出来てくると見分けやすいので、その時期に手で慎重に抜き取るのが最善。

(除草機械やカマなどで刈り取ると種子をまき散らすことになり、翌年再生してきます)

・駆除の際は軍手やゴム手袋などを着用。皮膚が弱いとかぶれたり皮膚炎を起こす可能性が。

・取った種子は、ビニール袋に入れて燃えるごみとしてだし、焼却処分するのが良いです。

 

<花の名所>

【葛城山のツツジ】

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・葛城山=奈良県御所市と大阪府南河内郡との境にある山。

・山頂付近の葛城高原はつつじが群生していることで有名。

・ヤマツツジ、コバノミツバツツジ、モチツツジなど約10種類の ツツジが真っ赤に咲き誇る。

・今年の見頃時期は、GW~5月中旬ごろ。山全体が紅葉のように真っ赤になる。

・「一目百万本」と呼ばれ、実際は百万本は行かないが圧倒されるつつじを観ることができます。

 

・見頃時期は、土日・平日に関係なく、かなりの混雑が予想されます。

・登山道や山頂は人が分散され混雑は気になりませんが、ネックは駐車場とロープウェイ。

・頂上には国民宿舎の葛城高原ロッジ、食堂やキャンプ施設も整備されていて、休憩施設も充実。

葛城高原ロッジでは日帰り入浴も受付け、大自然に囲まれて温泉を楽しむこともできます。

 


2019-04-22

はな・hana~お花の時間「ネモフィラ」「花キューピット」

 

   

H31年 4月19日 『はな・hana』 放送内容

 

<今月の花>

【ネモフィラ】 ムラサキ科

和名 「瑠璃唐草(るりからくさ)」

英名 「Baby blue eyes(赤ちゃんの青い瞳)」

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・北アメリカ原産の一年草。

 

・草丈は約20cm、細かく枝分かれし横方向に広がりながらブルーの花を咲かせます。

 

・様々な種類があります。

「ネモフィラ・メンジーシー」

・・・ブルーの花で、花の中心が白く咲きます。

「ファイブ・スポット」

・・・5つの花びらの先に点々とした濃紺の斑点。

「ネモフィラ・ペニー・ブラック」

・・・花が黒紫色でレースのような白い縁取りが。

「ネモフィラ・スノーストーム」

・・・白の斑点模様が入っています。

 

・花言葉・・・「可憐」「あなたを許す」「どこでも成功」「清々(すがすが)しい心」

 

・各地に名所があります。

『国営ひたち海浜公園』 / 茨城県ひたちなか市

『淡路島国営明石海峡公園』 / 兵庫県淡路市夢舞台

 

『ネモフィラ祭り』 ・・・「大阪まいしまシーサイドパーク」

大阪舞洲、大阪湾を望むロケーション。100万株のネモフィラ。

~5月6日(日)まで開園。

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<お花の知識>

【花キューピットとは】

・「日本中の花屋をネットワークでつなぎ、お花に輸送のリスクを負わせず、

どこへでも新鮮な状態でお届けする」ことを目的としたシステム。

 

・現在4000店以上の生花店が加盟し、ほぼ日本全土をカバー。

 

①花を送りたい人が、身近にある花キューピット加盟店に行く。

②花キューピットのお店で商品を発注・支払いをする。(花代とは別に手数料がかかる、海外も可)

*お届けの日時、商品を希望、利用目的、届け先住所と連絡先など

(商品内容は、カタログで選ぶこともできる)

③発注された加盟店が、届け先の加盟店にお届けを依頼する

④届け先の加盟店は、注文内容に沿って商品をお届けする

*最短なら、その日のうちにお届け可能


2019-03-4

はな・hana~お花の時間「菜の花」

 

   

H31年 3月1日 『はな・hana』 放送内容

 

<今月のお花>

【菜の花】  アブラナ科

アブラナ科アブラナ属の植物全般をさし、大きく分けて在来種の“アブラナ”と、

西洋種の“西洋アブラナ”があります。

よく見かける「菜の花」は「西洋アブラナ」がほとんど。

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<菜の花にまつわる話>

・『千利休が切腹を命ぜられ、最後に生けた花は「菜の花」だった』 と伝えられています。

 

・『菜種梅雨』・・・主に3月半ば~4月前半にかけてのぐずついた天気を言う。

この時期には、関東南部から九州にかけてアブラナが開花している事から名付けられた。

 

・『菜種月』・・・春先によくみられる、かすみの掛かった月、おぼろ月。

 

・俳 句・・・「菜の花」は晩春の季語。

“ 菜の花や 月は東に日は西に ” (与謝蕪村)

 

・唱歌 『朧月夜』 「菜の花畠に入り日薄れ ♪」  長野県生まれ高野辰之が作詞。

 

 

<菜の花の用途>

・切り花用・・・1月から3月まで「生花」として市場へ出荷。(淡路島など全国各地)

切り花産地で見られる菜の花畑は“切り取った残り株”が開花したもの。

 

・食用 “菜花(なばな)”・・・春の食材、花芽のついた若い茎を切り取って市場出荷。

 

・蜜採取・製油・緑肥への利用・・・養蜂業者と農家が提携し、花の蜜を集めるために栽培し、

集蜜後はトラクタで田畑にすき込んで肥料(緑肥)としたり、種子を製油所で「菜種油」に。

 

・景観作物・・・地域景観を良くするために、市町村やJAなどが中心となって道路沿いに植える。

 

 

<菜種油とキャノーラ油>

・日本では古くからアブラナの種子(菜種)から搾った「菜種油」を食用にしてきました。

ただ、過剰摂取によって心臓に害を及ぼすエルシン酸が多く含まれます。

アメリカでは菜種油は食用禁止されていましたが、カナダの農業研究者がエルシン酸などを

ほとんど含まない新品種「キャノーラ品種」が開発しました。

このキャノーラ品種から搾油された菜種油を「キャノーラ油」と呼びます。

 

・輸入されるキャノーラ品種の菜種は、遺伝子組み換えかそうでないかは区別なく扱われ、

通常の搾油法では一度に大量に搾油することができますが、化学製品が数種類用いられるそうです。

日本の菜種は遺伝子組み換えのものは用いていません。

また、時間と労力をかけて菜種油を搾油し作っているので、高品質の国産の菜種油はとても希少です。

 

 


2019-02-17

はな・hana~お花の時間「カカオの樹」

 

   

H31年 2月15日 『はな・hana』 放送内容

 

<今月のお花>

【チョコレートの話】  

・チョコレートはカカオ豆を原料とし作られ、

カカオ豆に含まれているカカオ脂(カカオバター)を凝固させることによって出来ています。

・カカオ豆には50%を超える脂肪が含まれています。

・カカオ豆からはココアもでき、カカオ豆からカカオ脂を取り除き粉末にしたものです。

 

 

【カカオの樹】 アオギリ科

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・カカオの樹は高さ7~10m、幹の太さは大きいもので30~40cm。

栽培地は、平均気温27度以上で、年間を通じて気温の上下幅が狭く、さらに高温多湿という、

温度や降水量の面でも限定されます。(西アフリカ、東南アジア、中南米で生産されています)

 

*「シェードツリー」

・・・カカオ農園には、カカオの木だけでなく、さまざまな種類の果樹や農作物を目にします。

カカオの木は強い直射日光を嫌うので、日差しが当たらない様に、

幼木のうちはシェードツリーと呼ばれるバナナの木など、背の高い日陰を作る樹と一緒に育てます。

 

・カカオの実はカカオポッドと言われ、直径約15cm・長さ12cm~25cmでラグビーボールのよう。

これがカカオの樹の幹や枝に、びっしりとぶら下がるように実ります。

カカオ豆はカカオポッドの中にあり、豆はカカオポッド1個に20~40粒入っています。

カカオ豆は発酵・乾燥というさまざまな過程を経て、ココアやチョコレートの原料となります。

 

・カカオの花は幹や枝に直接咲き、一年中咲き続けます。

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花の大きさは1〜2cmで、白やピンク、バラ色、黄色、柔らかい色合いで可愛らしい花です。

1本の木で1年を通して数千の花が咲き、その中で実を結ぶのは1%前後で少ない割合です。

カカオの花は雄しべと雌しべが同じ花にありますが、異なる木の花と受粉をします。

受粉は虫によってのみ行われ、花はとても小さいので、1〜2ミリ程度の虫に限られます。

無事に受粉して結実すると、約6ヶ月で完熟し20〜30cmほどのポッドとなります。


2019-02-3

はな・hana~お花の時間「タンポポ」「ハーブティー」

 

  

H31年 2月1日 『はな・hana』 放送内容

 

<今月のお花>

【タンポポ】 キク科   蒲公英

・開花時期は、3月始め頃 ~5月末頃。

・日本タンポポと西洋タンポポがあり、多くは西洋タンポポ。

 

<タンポポの冠毛(綿毛)>

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たんぽぽの綿毛は、時期が来ると風に乗り種を遠くに飛ばし、さまざまな所に定着します。

・春頃に咲いたタンポポの花がしぼむと綿毛ができます

・それぞれ花びらの下に実になる子房があり、その上に毛のような突起「冠毛」が生えています。

・子房が熟して種ができると、冠毛が乾燥して放射状に開いて真っ白な綿毛になります。

 

*日本タンポポは虫に受粉を助てもらい種を作りますが、

西洋タンポポは受粉を必要とせず、ひとつのタンポポ内だけで種を作ることができます。

 

・古くから、中国やヨーロッパでは薬効があるとされ用いられてきました。

<タンポポコーヒー>

タンポポの根をコーヒーの豆のようにロースト(炒る)して作ります。

ホルモンバランスの調整や、生活習慣病予防と改善に役立つとのこと。

ノンカフェインなので妊婦の方も安心。

 

【ハーブティーについて】

・様々な植物やハーブ(香草)を湯に浸したり、煮だしたりした飲み物。香りを楽しみながら・・・。

・ハーブを乾燥させたもの(ドライ)や、生のまま(フレッシュ)で抽出します。

フレッシュハーブティーは、摘みたてならではの新鮮な香りを楽しむことができます。

ドライハーブは長期保存ができ、年間を通じて入手ができるという利点もあります。

 

 

 


2019-01-25

はな・hana~お花の時間「ミツマタ」「冬囲い」

 

  

H31年 1月18日 『はな・hana』 放送内容

 

<今月のお花>

【ミツマタ】 ジンチョウゲ科 (三叉 三椏)

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・中国原産の落葉低木で、枝が三つに分かれることが名前の由来。

・3月下旬~4月に黄色の花が咲く。(沈丁花の花に似て甘い香り)

・樹皮の繊維が強くしなやかで、和紙の原料として最高の品質をもっている。

 

<紙幣(一万円札など)の用紙> コウゾやミツマタ

・ミツマタは、古くから和紙の原料。明治12(1879)年からお札用紙の原料として使用される。

・ミツマタは、とにかく丈夫、虫がつかない、透かし加工に向く。独特の色や風合い感触。

=紙幣の材料として適している。 *紙幣の原料は9割が外国産(中国やネパール)

日本の経済を支える一万円札をはじめとした紙幣の原料が、国産は一割・・・。

 

<花材として>

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・樹皮をむきとったあとのミツマタの枝は、色を塗ったりして利用される。

 

 

【冬囲(ふゆがこ)い】 =雪囲い ともいう

積雪の多い地方では樹木を守るために欠かせない作業

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・樹木を積雪や寒さから保護するために、木々を吊ったり、縛ったり、囲ったりする。

(積雪で折れそうな枝や、押しつぶされそうな低木などに施す)

・冬季の景観を楽しむ   *金沢「兼六園」

 

<冬囲いの種類>

“雪吊り”・・・真ん中に高い支柱を立て、その頭頂部より何本かの吊り縄によって枝を吊る方法。

“藁巻き”・・・藁で巻く。

“竹囲い” “板囲い”・・・竹や板で囲う。

“縄巻き”

 

 

 


2019-01-5

はな・hana~お花の時間「茶の木」「年輪」

 

 

H31年 1月4日 『はな・hana』 放送内容

 

<今月のお花>

【茶の木】 

*『大福茶(おおぶくちゃ)』

・お正月に “新年を迎える喜び” “1年の無病息災を願う” 縁起のよいお茶。

・京都を中心に関西で古くから伝わる慣し。(平安時代からある)

・梅干や結び昆布に煎茶を注いだお祝いのお茶。(家によっては煎茶や玄米茶など様々)

 

「茶の木(チャノキ)」  ツバキ科

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・チャノキは、ツヤのある葉っぱが1年中楽しめる常緑樹です。

・秋~初冬に白いツバキに似た花を咲かせます。

・丈夫で育てやすく、春に苗が出回ります。

・茶樹の品種は大きく、中国種とアッサム種(インド型)の2種に分けられます。

・日本の緑茶は、基本的に中国種に分類されます。アッサム種は発酵しやすく紅茶に適します。

・緑茶も紅茶も烏龍茶も、同じお茶の樹の新芽を摘んで加工したもの。

加工方法が大きく異なり、それぞれの香り・味を出すには適した品種・栽培管理があります。

 

 

【年輪の話】

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・年輪は、樹木の断面にみられる同心円状の模様。

・樹木が成長していく過程ででき、1年に一つずつ増える。年輪を数えれば樹齢がわかる。

・年輪ができるのは日本のように季節の違いがはっきりしている地域の樹木。

熱帯などで育つものにはできない。

・年輪の幅は一定ではなく、広いほど成長がよかったことを表す。

(樹木は日の当たる南側がよく成長するから年輪もそちらに向かって楕円になる)

 

*『年輪から過去がわかる』 ・・・樹木の年輪から地域の気候変動がわかる

年輪幅の年変動と、気温の年変動のパターンはほぼ同じだった。

樹木には生育している地域の気候変動が忠実に反映されている

・・・年輪幅の変動から、はるか昔の気候を知ることができる!

 

「年輪は、私たちが知らない遠い昔のことを今に伝えてくれる」


2018-12-23

はな・hana~お花の時間「万両」「千両」「南天」

 

 

H30年 12月21日 『はな・hana』 放送内容

 

<今月のお花>

【“赤い実”のおめでたい木】 

「万両」「千両」「南天」・・・赤い小さい実をつける植物。

似ていますがそれぞれ別の植物です。

名前がめでたいことから、お正月などの飾り物としても用いられることが多いです。

 

<万両> サクラソウ科  (実の直径6~8㎜)

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・常緑の低木樹。高さは1m以内。

・夏に小さい白い花をつける。

・実は晩秋から冬に赤く色づき、葉の下にサクランボのようにぶら下がって下向きに付く。

・幹は根元で枝分かれせずまっすぐに伸び、先端で小枝を出す。

・関東から西の地域に自生する。

 

<千両> センリョウ科  (実の直径5~7㎜)

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・常緑小低木。高さは、50~100cm。

・夏に黄緑色の小さい目立たない花をつける。

・実は10月頃から赤く色づき、葉っぱの上にかたまって付く。

・南関東から西の地域に自生する。

 

<南天> メギ科  (実の直径4~7㎜)

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・常緑性の植物。高さは2~3m。

・実は赤色で、ブドウのように房状につく。

・「難を転じて福となす」の意味で、縁起の良い植物とされ好まれる。

 

【放送で振り返る 今年の花の一年】

1月・・・「春の七草」「ハボタン」

2月・・・「プリムラ」「キンセンカ」

3月・・・「クリスマスローズ」

4月・・・「マーガレット」「アンスリウム」

5月・・・「ポピー」「アマリリス」

6月・・・「ハナショウブ」「アジサイ」

7月・・・「バジル」「サルビア」

8月・・・「ヒマワリ」「尾瀬」

9月・・・「ホトトギス」「カボチャ」

10月・・・「エノコログサ」「コスモス」

11月・・・「シクラメン」「ヒイラギ」


2018-12-23

はな・hana~お花の時間「メタセコイア」「元離宮二条城 フラワーズ」

 

  

H30年 12月7日 『はな・hana』 放送内容

 

<今月のお花>

【メタセコイア】 スギ科  和名・・・アケボノスギ

*滋賀県牧野のメタセコイア並木・・・延長2.4kmにわたって約500本のメタセコイア。

マキノ高原へと続く道。昭和56年に学童農園「マキノ土に学ぶ里」整備事業の一環として

マキノ町果樹生産組合が植えたのが始まり。

その後さらに県道にも植栽され、延長が伸ばされたことから、現在の雄大な姿となった。

 

<メタセコイア>

メタセコイアは成長が早く、1年間に1mも成長します。

公園や校庭等に多く植えられ、秋には黄葉し冬には綺麗な三角錐の樹形を見ることができます。

樹高の高いセコイアに似た姿をしていることから「メタセコイア」 と名づけられました。

*「メタ」とは「変化した・異なった・後の」という意味で、

「セコイアとは似ているが違ったもの」というような意味で、名前は似ているがまったく違うもの。

 

  

<花紀行>

【京都・二条城 「フラワーズ」 秋季と特別ライトアップ】

・”花と伝統” をテーマに、歴史的建築と先進アートが融合したイベント。

・秋に紅葉する木々が少ない世界遺産『二条城』のさまざまな場所をアート空間として表現。

・重要文化財「唐門」を、コスモス・ススキ・落ち葉が舞い散る様子をプロジェクションマッピングで演出。

・特別名勝・「二の丸庭園」では、徐々に紅葉していく木々を表現したライトアップを実施。

・庭園「清流園」では、音楽と連動させた紅葉ライトアップを実施し、秋の訪れを喜ぶ森をイメージした演出。

・重要文化財「台所及び御清所(おきよどころ)」では、秋の花が人の動きに伴って香りを出し、舞い上がるなどの演出。

・『華道家元池坊』のいけばなと先進アートがコラボした、京の秋を表現した作品の展示など。