はな・hana ~ お花の時間 -FlowerTime-

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2019-11-29

はな・hana~お花の時間「芋の花」

 

   

R1年 11月15日 『はな・hana』 放送内容

 

【「秋は芋!」 の話】

 

<サツマイモの花> ヒルガオ科 

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・本州では滅多に見ることができず、朝顔のような薄紫色やピンクの花が咲きます。

・短日性(日長時間が短かいこと)であるため本州などの温帯地帯では開花しにくく、

品種や栽培条件によって稀に開花する程度です。

・サツマイモは10月~11月に収穫。食べる部分は根です。

・掘りたてよりも1月~2月貯蔵した方が甘みが増え美味しい。

 

<ジャガイモの花>  ナス科

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・ナスによく似た花で、品種によって色が変わります。

・五弁の花で中央に黄色い花芯があります。

・花の色は「男爵芋」は白、「メークイン」は紫、赤など。

・実は青いミニトマトのよう。

・食べる部分は地下茎(塊茎)が肥大したものです。

・年2回収穫でき、春ジャガは5月から6月に収穫。秋ジャガは11月から12月中旬にかけて収穫。(花はその前に咲く)

・ジャガイモの澱粉は片栗粉や春雨の材料となります。

・マリー・アントワネットはジャガイモの花を髪飾りにした。

 

<サトイモの花> サトイモ科

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・花を見るのは珍しく、花の形は炎のように細長い先の尖った円錐状をしていています。(ミズバショウやカラーのよう)

・真夏に、上の部分がクリーム色に膨らんだ花の茎が見られ花は早朝に咲きます。

開花前日には匂いが漂います。

あまり良い匂いではなく、熱帯では小さい虫達が匂いに誘われ、他の花との受粉を手助けします。

・収穫時期は9月~11月(地域差あり)

・サトイモは茎が肥大したものです。

・株の中心に親イモができ、その周りに小さな子イモが増えていく。


2019-11-4

はな・hana~お花の時間「ショウガ」

 

 

   

R1年 11月1日 『はな・hana』 放送内容

 

<今月の花>

【ショウガ】ショウガ科

<ショウガの花>

・生姜農家でさえ花を見たことがない人が多く、日本ではめったに見られない貴重な花。

・生姜の花とは違いますが、香り豊かなハナシュクシャ(花縮砂)という植物があります。

晩夏から秋にかけて、背の高い大きな花が咲き、色は白。(改良されてオレンジや黄色なども)

白い百合のような花の様子から「ジンジャーリリー」や「ガーランドリリー」と呼ばれます。

 

<ショウガ>

・ショウガは「根」の部分と思われがちですが、茎が土の中で肥大した地下茎です。

・ショウガは特有の香りと辛味を持つ薬効の高い野菜で、おもに香辛料として利用されます。

・肉や魚の消臭効果をはじめ殺菌作用や解毒作用、血行をよくする働きもあり、風邪予防や冷え症対策としても使われます。

その他期待される効能・・・高血圧・心筋梗塞・脳梗塞・動脈硬化予防、食欲増進、

 

<ショウガのいろいろ>

【根しょうが(ひねしょうが)】

・一般的に流通している「しょうが」。別名「ひねしょうが」とも。

・野菜というよりも薬味や香辛料として利用されます。

・根ショウガは9月~10月が収穫期にあたり、貯蔵されたものも含め通年出回っています。

 

【新しょうが】

・初夏(6月頃から8月くらいまで)に収穫される根しょうが。

貯蔵せずに繊維がやわらかくみずみずしい状態で利用します。

皮が白っぽくて茎の付け根が赤く、スジが少なくさわやかな辛味が特徴。

甘酢漬けや味噌漬け、醤油漬けなどで保存。

*新生姜には2通りあり、一つは秋に根生姜の収穫後すぐに出荷される色白の物。

もう一つが甘酢漬けなどにされる夏のうちに収穫され、赤い茎の部分が付いているもの。

 

【葉しょうが】

・根に茎と葉がついたままのもの。根は細くて皮が白く、茎の付け根は紅色を帯びています。

甘酢漬けにしたり味噌をつけてそのまま食べるのが一般的。

また葉しょうがを軟化させて早採りしたものを「矢しょうが(筆しょうが・芽しょうが)」と呼びます。

*はじかみ=矢生姜を甘酢漬けにし、焼き魚などのあしらう

 

<ショウガの保存方法>

乾燥を防ぐためキッチンペーパーなどで包んでポリ袋に入れ、涼しい冷暗所または冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。

長期保存の場合は、千切りやみじん切り、すり下ろすなどして冷凍するとよいでしょう。

新しょうがと葉しょうがはあまり日持ちしないので早めに使い切りましょう。


2019-10-20

はな・hana~お花の時間「秋には球根を植えましょう」「ガーベラ」

 

   

R1年 10月18日 『はな・hana』 放送内容

 

【秋は球根の植え付けを】

おなじみの秋植え球根・・・ヒアシンス、スイセン。

いずれも丈夫で育てやすく、庭に植えっぱなしで毎年楽しめる点がおすすめ。

 

<ヒアシンス> キジカクシ科

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・植木鉢は直径約15cmに球根1個が目安。

・球根を鉢の中心に置き、球根のてっぺんが土から顔を出すくらいまで土

を入れる。たっぷりと水やりをする。

・10~4月によく成長するので乾燥させないよう気をつけます。

・2~4月に花が咲く。

花が咲きはじめたら、液体肥料を与える花が全部咲き終わったら、茎の付け根から切り落とす

・茎と葉が茶色く変色したら切り取り、球根を掘り上げる。

 

<スイセン> ヒガンバナ科

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・定植が遅くなると地温が下がり根が出にくくなる。

・球根は、小球は球根の上に6~7cm、大球では約10cm

土がかかる深さに植えます。

・植える間隔は、小球は10~15cm、大球は15~20cm。

・鉢植えは、大輪種では18cm鉢を使い、5球くらいを球根の

頭が隠れるくらいの深さに植えると、開花時は見事。

・開花は3~4月。

 

<今月の花>

【ガーベラ】   大千本槍(オオセンボンヤリ) キク科

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・ガーベラの開花期は、3~5月(春)と、9~11月(秋)の2回です。

・ガーベラは野生種が約40種、品種が500種以上あるとされています。

・花の大きさで「ミニガーベラ(花径6~7㎝くらい)」と「大輪ガーベラ(花径8~10㎝くらい)」があります。

・ガーベラは1年中手頃に買えるお花。

1年中安定して栽培・出荷されており、お花屋さんでは超スタメン級の切花です。

価格も1本150~300円くらいで使いやすい。

・4月18日は「よいはな(418)ガーベラ」で記念日と制定しました。

・茎の中は空洞で首がたれやすいので、茎をワイヤーで補強するとよい。

・茎は変色しやすいので水は少なめの方が良い。


2019-10-7

はな・hana~お花の時間「落花生」「秋のコスモス畑めぐり」

 

   

R1年 10月4日 『はな・hana』 放送内容

 

<今月の花>

【落花生】   マメ科

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・原産地は南米アンデス地方。日本には江戸時代に中国より伝わりました。

・地上にある枝に花が咲き、花の基の部分から子房が伸び地中にもぐり、土の中で実が育ちます。

・花が落ちて豆が誕生することから「落花生」と呼ばれています。

・種まきから40~50日ぐらいで、花径1cmほどの蝶が羽を広げたような黄色い花が8月中旬頃まで次々に咲き続けます。

・収穫は9月から。11月には乾燥させた新豆が出回ります。

・現在、国内の落花生流通量の全体の9割が外国産で、国内産は約1割程度となっています。

国内産の約8割が千葉県で生産されています。

 

・健康食材の優等生

豆に含まれる栄養素の半分は脂質ですが、多くは不飽和脂肪酸で血中の悪玉コレステロールを減らす働きがあります。

また若返りのビタミン=ビタミンE。脳の働きに関わるレシチン。神経の働きを助けるビタミンB群。

血圧の安定に役立つカリウムのほか、たんぱく質や食物繊維も豊富です。

栄養が豊かな分エネルギーも高めなので摂りすぎには注意が必要。

1日20粒ぐらいが目安。

 

・11月11日はピーナッツの日。

ピーナッツは一つのさやに二つの豆が入っていて双子のよう。

そこで、11が二つ重なるこの日をピーナッツの日として(財)全国落花生協会が制定しました。

 

 

【秋のコスモス畑めぐり】

<万博記念公園コスモスフェスタ>  10/7(土)~11/5(日)

 

<とよのコスモスの里>   住所/豊能郡豊能町牧

見頃/9月上旬~10月下旬  料金/入園料一般500円、小中学生300円

周囲の山々の濃い緑とのコントラストも絶妙。 約100万本のコスモス

例年は特設の売店でコスモスの切り花や地元の野菜、果物などを販売。

 

<三島江コスモスロード>

地元の農家さんが休耕田を利用し、協力してつくるコスモスロード。

見頃は10月の中頃前後。 約20万本の花が咲き誇る。

 

<武庫川 髭の渡しコスモス園(むこがわ ひげのわたしコスモスえん)>

見頃/10月中旬~11月中旬  約550万本(早咲きと遅咲きを混合)

ゴミの不法投棄などで荒れていた河川敷を地元住民をのボランティアが花の楽園に。

住所/尼崎市常松2丁目・西昆陽4丁目(武庫川河川敷)   観賞無料

 


2019-09-13

はな・hana~お花の時間「月を見ながら花を愛でる」「月下美人」

 

   

R1年 9月6日 『はな・hana』 放送内容

 

【月を見ながら花を愛でる】 

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・今年の「中秋の名月」は9月13日。

・「中秋の名月」とは、太陰太陽暦の8月15日の夜に見える月のことを指します。

・9月13日「中秋の名月」、9月14日「満月」。

中秋の名月と満月の日付が1日ずれることはしばしば起こります。

 

<月を見ながら花を楽しみませんか>

『秋の七草』・・・観賞する花 (春の七草は厳しい冬を乗り越えるための食べる七草)

ハギ(萩) ・ ススキ(薄) ・ キキョウ(桔梗) ・ ナデシコ(撫子)

クズ(葛) ・ フジバカマ(藤袴) ・ オミナエシ(女郎花)

 

秋の訪れを、ひっそりと知らせる植物。

万葉時代からの秋の七草ですが、派手な植物が入っていません。

 

<観月を楽しむ>  9月13日開催

『大覚寺 観月の夕べ』 京都嵯峨野 舟に乗って風情を味わう。 お茶席も。

『姫路城観月会』 兵庫県姫路市 琴や和太鼓の演奏・神楽の披露。

『住吉大社 観月祭』 ススキや月見団子が供えられた反橋(太鼓橋)で和歌・俳句を読み上げ。

 

<今月の花>

【月下美人】 サボテン科

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・美しい花を咲かせることで知られる多肉植物。

・一晩だけしか花を咲かせないことが特徴で、日本では6~11月に花を咲かせることが多い。

・「甘く気持ちのよい香り」「上品なやわらかい香り」。

・古くから月下美人の花や実は、食用や薬用にされてきました。

 

*月下美人の花は、夜に咲いて翌朝にはしぼみ、その後二度と開くことはありません。

夕方から香りを放つようになり、満開になる20時頃には香りがピークを迎えます。

その後2~3時間が最も見頃となっています。

夜に花を咲かせるのはライバルが少ないためで、暗闇で目立つ白い花と強力な香りによって、

花粉を運んでくれるコウモリを引き寄せます。

日が昇る頃には、色も香りも失われてしまいます。

 

 


2019-08-24

はな・hana~お花の時間「お盆の話」「ホオズキ」

 

   

R1年 8月16日 『はな・hana』 放送内容

 

【お盆】 

8月のお盆(旧盆):8月13日~16日。新暦後、農作業の繁忙期を避けてひと月遅れとなった。

7月のお盆(新盆):旧暦の頃(明治時代以前)のお盆は7月15日を中心として13日~16日。

 

・「盆棚」・・・精霊をお迎えする祭壇。

ナスやキュウリで作った牛や馬、精進料理のお膳、季節の野菜や果物などを供えます。

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「精霊馬」・・・きゅうりで作った馬。 きゅうりの馬に乗って一刻も早く家に帰って来てもらう。

「精霊牛」・・・なすで作った牛。なすの牛に乗ってゆっくりと帰り少しでも長くこの世にいてもらう。

・故人やご先祖様の霊が家に戻ってくる際、行き来する乗り物。

・きゅうりは足の速い馬を、なすは歩きの遅い牛をイメージして作ります。

・「なす」と「きゅうり」は、盆の時期に多く収穫され夏野菜で入手するのが簡単だった。
 

【ホオズキ】 ナス科  鬼灯

日本では古来親しまれている植物。

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お盆にご先祖様や精霊が、迷わずに帰って来れるように灯りとしての提灯に見立てられ、仏壇や盆棚などに飾られます。

ご先祖様は体を持っていないため空洞を探し、お盆の期間はホオズキの空洞の中に身を宿して過ごすと言われています。

盆踊りや夏祭りでの提灯も同じ意味合いを持ち、道しるべとしての灯(あか)りとして灯(とも)されます。

 

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・日本では古来親しまれている植物。

・草丈は60㎝~80㎝。開花時期は5~7月位にかけてクリーム色の小さな花が咲きます。

・観賞用と食用があり開花後は少しづつ膨らんで提灯の様な形をしています。

・観賞用は鮮やかなオレンジに変化し、食用は鑑賞用よりも優しいオレンジ色をしています。

・食用ホオズキの果実を包む殻は手で簡単に破ることができ、中に丸い実が1個入っています。

実は丸くオレンジ色で艶があり、皮はミニトマトより柔らかく甘酸っぱく美味しい。

 

 


2019-08-12

はな・hana~お花の時間「アサガオ」「折り紙の花」

 

  

R1年 8月2日 『はな・hana』 放送内容

 

<今月の花>

【アサガオ】 ヒルガオ科サツマイモ属

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・「サツマイモ属?」どちらも長いつる状の茎が伸び、ラッパ状の花を咲かせるという共通点あり。

・原産はアフリカ(東南アジア?)のような熱帯地方。各地に伝わるうちに温帯気候に適した植物に。

・奈良時代末期に中国から日本へ。種が下剤や利尿薬として利用され高価な薬として貴族などに。

・現在のように観賞用の植物としてなったのは江戸時代。

 

・市販の朝顔は、大きく分けて「日本朝顔」と「西洋朝顔」に。

「日本朝顔」の葉には細かい産毛が沢山生えているが、「西洋朝顔」の葉には生えていない。

「日本朝顔」は早朝に咲いた花が昼頃にはしぼむが、「西洋朝顔」は午後3時くらいまで咲く。

「日本朝顔」は成長した葉っぱの脇に花が1輪だけ咲くが、「西洋朝顔」は3~4輪咲く。

 

・緑のカーテンとして育てるなら、

「西洋朝顔」が最盛期を迎えるのは晩夏以降のため、遮光目的の緑のカーテンには「日本朝顔」のほうが向いている。

・花色は黄色と黒以外はほとんどあり、一重咲きに八重咲き、フリルの花びらも。

 

・アサガオの摘心

「アサガオのツルを横に広げて葉っぱでグリーンカーテンを作りたい」

「花が小さくなっても数多く咲かせたい」

・・・6月中旬~8月下旬に草丈50㎝ほどで摘心し新しくツルを発生させる。

その新しいツルも約50㎝で摘心し、さらに枝数を増やす。枝が増えると葉や花数も比例して増える。

 

・アサガオの種を採りたいときは、花が終わった後も花がら摘みをせずに放置。

しばらくすると緑色の実がつき、その後茶色くなりガクが反り返ったら種を収穫するタイミング。

内側の黒い種を取り出し、ジッパー付きビニール袋(乾燥剤も)に入れ、

次シーズンまで保管。

 

 

【折り紙で「花」を折る】

アサガオ・バラ・スイセン・アヤメ など

 

<折り紙の歴史>

・7世紀初めに大陸から紙の製法が日本に伝えられ、その後に薄くて丈夫な「和紙」が生まれる。

はじめは写経や記録が紙の主な用途だったが、神事にも用いられるようになり神への供物など様々なものを紙で包むようになる。

やがて包んだとき紙に折り目がつくことに着目し、包みを美しく折って飾る儀礼折が生まれてきた。

・室町時代(14,15世紀)に入ると様々な礼法が整えられ、紙包みの礼法(儀礼折)もそのころ考えられたもの。

やがて礼法や決まりから離れて、折り方そのものを楽しむようになったのが「折り紙」。

・江戸時代に入ると紙の生産量も増え「折り紙」はいっそう庶民に親しまれるようになる。

 

 


2019-07-22

はな・hana~お花の時間「ムクゲとフヨウ」

 

   

R1年 7月19日 『はな・hana』 放送内容

 

<今月の花>

【ムクゲとフヨウ】 アオイ科

<ムクゲ> 

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・開花時期は、 6月後半~10月中旬。盛夏に咲く花木。

・中国原産。平安時代に渡来。韓国では国の繁栄を意味する花として国花になっている。

・花は五弁の一重、八重、半八重咲きがあり、色はピンク、白、紅紫、水色などがある。

・一輪一輪は一日で散る「一日花」。次々に開花するため木全体としての花期が長い。

・日当たりが良ければ放置しておいても育ち、よほどの日陰や痩せ地でない限り開花する。

・葉っぱが小さく尖っています。

 

<フヨウ>

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・開花期は7~10月で、8~9月が見頃。 夏を代表する花木。

・中国原産であると推測。日本では室町時代に観賞されていた記録がある。

・1つ1つの花は1~3日しかもたないが、次々に新しい花が咲き長く花を楽しむことができます。

・ピンク以外にも、白花や八重咲きが。

・日当たりが良ければ土質を選ばずに育つ。アスファルトやコンクリートの隙間でも育つほど強い。

・五角形の葉っぱ。

 

≪一般的には雌しべの先が上向きに曲がっているのがフヨウ、まっすぐなものがムクゲ≫

≪ムクゲとフヨウの見分け方は葉っぱの形≫

 


2019-06-10

はな・hana~お花の時間「六甲高山植物園」

 

 

   

R1年 6月7日 『はな・hana』 放送内容

 

【六甲高山植物園】 

六甲山山頂付近。海抜865mにあり、北海道南部に相当する気候。

六甲山自生の植物や世界の寒冷地植物など約1500種を栽培しています。

 

<ヒマラヤの青いケシ(メコノプシス・ベトニキフォリア)> ケシ科 (5~6月)

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・ヒマラヤの奥地に生育する花。標高3000mを超す高山にしか見られないうえ、

簡単に近づくことができないヒマラヤの奥地に咲くため、“幻の花”として知られている。

・高温に弱いため日本では栽培が難しく、温度調整をしていない屋外で観賞することができるのは関西ではここだけ。

・ブータンの国花。(1990年に大阪で開催された「国際花と緑の博覧会」で紹介され有名に。

 

<ニッコウキスゲ> ユリ科 (6~7月)

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・「日光黄菅」・・・ 栃木県日光の戦場ケ原に 多く自生しているところから命名。 別名「禅庭花」

・日当たりの良い湿原に群生。

・毎朝一輪咲いては夕方に萎んでしまう一日花。一株は一週間ほどの間に咲き続ける。

 

<クリンソウ> サクラソウ科 (5月) 九輪草

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・春から初夏まで湿地で咲く。ピンクまたは白色の花が下から段になって段々に咲く

・花の幾段にもなった様子が、お寺の五重塔などの頂上にある柱の飾り「九輪」のようなので命名。

 

《 これから楽しめる花 》

・アジサイ

「シチダンカ」…幻のアジサイ。江戸時代末期に絶滅したとされていたが、

昭和34年に六甲山で再発見され、日本中に広まったとされる。

「アマチャ」…葉を乾燥、発酵させて 煎じると甘茶になり、古くから栽培されている。

「ヒメアジサイ」

 

・エーデスワイス

 

《森林浴》

ブナなどの広葉樹の多い森林で、木陰のハンモックでリラックス。

 

『六甲高山植物園』

開園時間:10:00~17:00 (定休日なし)

入園料:大人620円  シニア料金(65歳以上)520円  小人310円

 

*近くの施設

「六甲オルゴールミュージアム」

「六甲山カンツリーハウス」 ・・・フィールドアスレチック など

「六甲ガーデンテラス」 ・・・六甲枝垂(しだ)れ ・ 神戸や大阪の街の絶景 など

 

 

 

 


2019-05-22

はな・hana~お花の時間「苔の話」

 

   

R1年 5月17日 『はな・hana』 放送内容

 

<今月の花>

【苔の話】 

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・日本にはおよそ1800種類の苔が自生していると言われ、園芸用で利用されるのは30種程度。

・種で増えるのではなく、胞子体を使って菌類のように増えたり、体の一部を分化させて繁殖したり、

生き抜くための知恵をたくさん持つ賢い植物です。

・生育環境が少し変わるだけで同じ種の苔でも柔軟にその姿を変えて適応し、

枯れたように茶色くなっても、環境さえ整えば苔は繁殖を続けます。

・コケ植物は根を持たず、葉や茎から直接水や養分を吸収するため、土がなくても岩やコンクリートの上でも生育ができるからです。

・身近に見かける苔

「ギンゴケ」・・・日本で最もポキュラーな苔。アスファルトの隙間やコンクリートの壁と道路の間。

歩道と道路の段差などにこんもりとコロニーをつくっているのを何気なく目にしているのでは。

「スナゴケ」・・・日当たりの良い石垣や土・石・コンクリートの上などどこでも見ることができます。

紫外線にも雪にも、寒風にも強い苔、日本全国どこででもみることができます。

・コケ玉・・・観葉植物などの根をコケ植物をボール状にして包みます。

コケ植物の保水力を利用して独特の緑を楽しみます。

 

*水はコケ植物にとって大切だとはいっても、ある程度は水はけをよくすることも大切。

(水やりをした後にシートを被せたり、落ち葉をそのままにしておくと蒸されて死んでしまう)

早く成長させようと肥料を与えることもよくありません。

(養分の吸収は根からではなく葉や茎から直接行われ、葉には調整能力がないため、必要以上の養分を吸収し枯れてしまう)

 

<京都の寺に多いコケの庭>

・京都にある有名なコケ庭の多くはスギゴケやその仲間であるウマスギゴケがよく使われています。

「スギゴケ」・・・葉の形がスギに似ているところから付けられた。

京都の寺にスギゴケが多いのは、竹箒などで落ち葉を掃くとき、簡単にはがれないことや見た目の美しさ。

京都の豊富な地下水と土の質が生息に適合しているからだと言えます。

・梅雨時になると「苔の美しい季節!」といいますが。春と秋に新芽が出てとてもきれい!

春と秋の2回の成長期。春に成長し、夏の暑さが和らぐ初秋から秋にかけてもう一度成長。

・京都・西芳寺(苔寺)の境内には92種ものコケ植物が植えられているといわれています。

 

【三千院の苔】

苔が美しい2つの古い庭。

「聚(しゅう)碧(へき)園(えん)」

・・・豊臣秀吉が建てたとされる風格のある客(きゃく)殿(でん)(客を迎える建物)から見える庭園。

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「有(ゆう)清(せい)園(えん)」

・・・わらべ地蔵 往生極楽院南側、弁天池脇にたたずむ小さなお地蔵さまたち。

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四季折々の花々

シャクナゲ、シャクヤク、シャガ、アジサイ